株式会社カワノラボ 技術情報

世界初の粒子分析技術で、皆様の一歩先行く粒子開発をサポートします。

技術紹介

●磁化率による粒子評価
 全ての物質は磁石としての性質を持っており、例えば紙やプラスチックでも”反磁性”という磁石に引き寄せられない性質があります。この反磁性磁化率は非常に微小な物性値ですが、高磁場を用いることで測定が可能になります。2つの粒子が全く同じ組成であれば、粒子径に係らず体積磁化率は一定になります。そのため、体積磁化率のバラつきから、粒子間の組成分布を評価することができます。また、体積磁化率を測定することで粒子内の各成分が占める体積を知る事ができ、例えば表面修飾体積や細孔内に入り込んだ溶媒の体積などを評価することができます。

●ナノメジャー®
ナノメジャーは使い捨て可能な粒径測定セルで、正確な粒子径を求めることができます。
nm ナノメジャーは左図の様に、平板に挟まれた空間内に溶媒に分散された粒子を毛細化現象で流し込み、 粒子は”ふるい”の要領で直径相当の位置で停止します。この際、平板間の距離は単色光の干渉縞によって正確に測定することができるため、粒子の止まった位置で電子顕微鏡並みの精度で粒子径を測定することができます。


将来展望

磁化率やナノメジャーといった新しい粒子分析法をベースに、さらなる粒子分離分析技術の開発に取り組んで参ります。 弊社技術とのコラボレーションなど、新たな技術開発についてアイディアをお持ちの方は是非お問い合わせください。

アプリケーション

●磁化率測定(測定実績)
<原料>
・シリカゲル粒子表面修飾の有無とロットぶれ評価
・カーボン粒子表面修飾修飾量と濡れ性評価
・銀ペースト材料の表面修飾の有無と分散性評価
<化成品>
・ファンデーション、フェイスパウダーのブランドによる磁化率の差
・電極材料の表面被覆量と溶媒に対する親和性評価
・トナー粒子表面の表面修飾の違いと結合量の評価
・封止材用シリカゲルの親和性評価
<食品/医薬品>
・オリーブオイルの水との親和性評価
・原薬の水への親和性評価
・食品添加物 分散剤の安定性評価
など

●ナノメジャー(測定実績)
・ベシクルの粒子径と個数カウント
・PM2.5の粒子径評価とラマン顕微鏡での粒径毎に迅速なラマンスペクトル測定
・赤血球を粒子径毎にトラップ後、ABO抗体による染色
・酵母の粒径測定と染色による生死判断
・植物抽出物をトラップし、粒子径と蛍光スペクトルの同時測定
・電子顕微鏡、動的光散乱法との粒子径測定結果比較
など